価値あるヴィンテージハーレーの紹介
ハーレーは、今から100年以上も昔にアメリカで創業された歴史のあるオートバイメーカーです。ヴィンテージハーレーと呼ばれるプレミアのついたモデルも存在しています。
ヴィンテージハーレーとして、定番とも言えるのがショベルヘッド。1960年代に誕生したエンジンです。当時は、ホンダやカワサキと言った日本のバイクメーカーが世界進出していた時期です。日本メーカーは、低価格と高性能を武器に世界中でシェアを伸ばしていました。ショベルヘッドは、ハーレー社が日本メーカーに対抗するための切り札として誕生したのです。
歴史あるハーレーダビッドソン社の中で、初めて製作されたOHVエンジンがナックルヘッドです。美しいエンジンフォルムに魅了されるファンが多いことでも有名です。
当初は、オイル漏れ等のトラブルが非常に多く、ユーザーを悩ませるエンジンでありましたがすぐに改善。レコードブレーカーとして性能をいかんなく発揮しました。
そして、多くのハーレー愛好家の間でも憧れのエンジンとなっているのがパンヘッド。ロッカーアームのカバーが鍋に似ていることからこのように呼ばれています。登場は1948年。
性能的には、ナックルヘッドと同等ですが、メンテナンス性が向上したことから信頼性が大きく増したモデルです。時代が下ると、高速走行に対する耐性が増すなどの進化を遂げました。