ハーレーは日本バイク市場でも人気を集める

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2015年における日本バイクの売上台数は、ホンダが1074万台、ヤマハが580万台、スズキが141万台、カワサキが58万台となっています。これに対してハーレーの売上台数は27万台ですから、これだけを見ると少ないように感じるかもしれません。しかし売上を金額で比較するとホンダが1兆8,241億円、ヤマハが1兆円、スズキが2,548億円、カワサキが2,824億円に対して、ハーレーは5,567億円でスズキやカワサキを超えているのです。
これは一台あたりの販売価格が高いことがその理由であり、ハーレーのバイクの平均価格は約206万円となっています。

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それではなぜハーレーのバイクは高額でありながら、日本市場で売り上げを伸ばしているのでしょうか。まずはハーレーが「アメリカ」を象徴する存在であることがあげられます。「イージー・ライダー」をはじめとする様々なハリウッド映画に登場するハーレーは、自由の国アメリカのイメージそのものであり、そこに魅力を感じる日本人が多いようです。

さらにハーレーにはカスタムパーツが豊富であることがあげられます。純正はもちろんですが、社外品を含めた様々なアフターパーツがあり、自分のハーレーを世界で一台だけのオリジナルにカスタムすることができるのです。免許の取得要件が緩和され、大型自動二輪免許が取得しやすくなったことも、ハーレー人気の理由のひとつとなっています。ハーレーの主要モデルは1000cc以上の大排気量車であり、運転には大型自動二輪免許が必要になります。大型自動二輪免許が取得しやすくなったことで、憧れのハーレーが身近な存在になったのです。