ハンドルをカスタムする時のポイント
ハーレーは走行はもちろんのこと、自分なりの個性を出すためにカスタムも楽しみの一つです。そんなカスタムの中でも個性を出しやすいとされているパーツがハンドルです。とはいえ、一口にハーレーのハンドルと言ってもいくつかの種類があって、それぞれ特徴が異なります。
数あるハンドルの中でも比較的スタンダードと呼ばれるタイプがエイプやチョッパーです。エイプバーとは握った時に両手が肩と同じかそれ以上の高さになる形状の物で、文字通り猿が木にぶら下がっているように見えるのが由来とされています。チョッパーはエイプよりもさらに搾られたタイプです。
見た目のカッコ良さを重視する人におすすめなのがドラッグバーになります。ドラッグレーサー用のマシン向けに作られたこのハンドルは一直線の形状というシンプルさで人気です。ただし、ドラッグは取り回しが重くなることもあるので注意が必要です。
ハーレーのハンドルのカスタムには、気を付けなくてはいけないポイントがいくつかあります。その一つが構造の変化で、カスタムによって車幅2cm、車高が4cm以上変化する場合には、運輸局で構造変更についての手続きを行わなくてはいけません。
そのほかにも、タイプによってはカーブでハンドルを切ったときにガソリンタンクにぶつかってしまうこともあります。ハンドルはしっかりと切れないと安全な走行に影響するだけでなく、駐車時にロックを掛けることもできなくなってしまうのでしっかりと確認することが大切です。