乗りこなすためのノウハウ

大型バイクのハーレーを上手に乗りこなすためには、身体に力を入れないことが大切です。

大きいバイクを目の前にすると身構えてしまい、腕に力が入ってしまう方は少なくないです。腕力でバイクを操作しようと考えるわけですが、腕に力が入るほどバイクは思うように動いてくれません。
重量級のハーレーは300kgを優に超えるマシンが多いので、腕ではなく下半身で操るのがコツになります。大型自動二輪の教習を思い出して、乗り方の基本を守るようにしましょう。

バイクは750ccを普通に乗りこなせる腕があれば、リッターバイクも問題なく乗れるのです。

ハーレーはビッグバイクの中でもシート高が低いので、慣れると背が高くない方でも乗りやすいです。重量が同じ300kgであっても、シート高や重心が低いと安定感があるので恐怖を感じにくいでしょう。
立ちゴケしにくいバイクと言えるので、乗り方の基本を守っていれば国産マシンより乗りやすいほどです。

例えば目線は水平に向けるようにし、下は向かないようにしてください。マシンは目線の方向に進んでいく性質がありますので、怖いからと言って下を向いて走行すると転倒リスクが高くなります。

ハンドルを握るときは手を添えるような感覚をイメージするとよいです。ハンドルをがっちりと掴んでしまうと、緊急時のマシンコントロールがうまくできなくなります。